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気象予報士試験 勉強法5 [実技:合否を分けるあと10点] [気象予報士試験]

実技の過去問を3周ぐらい解くと、70点以上取れるようになってくると思います。でも、3回やった過去問が7割の出来では、本番で合格レベルの点を取るのは難しいでしょう。そこで、あと10点得点を上げるため、やったことを書きます。

まず、できなかった問題を分析する。すると、だいたい下記の様になりました。

1.問と答えが全く結びつかない。
⇒要は理解が足りないので、もっと勉強が必要ということですが。

2.答えは大体想像つくが、それをどう文章で表現したら良いか分からない。
⇒表現の仕方や着目点が重要。例えば、第40回実技2の問5(3)では、雷ナウキャストを用いて活動状況とその後の変化を答える問題で、図を見たとおりに答えればいいのですが、それをどう表現したら良いのか理系にはよくわかりませんでした。この様な、形状や移動状況を答えるのが苦手でした。
 また、フェーンについての問では、学科の知識で原理は分かっているものの、それをどう答えて良いのか、これも断熱昇温など、独特な言葉を使って答えるので戸惑います。

3.単純ミス
・計算違い、問題をよく読まないで早合点、図の読み違い

3.については、勉強法4で書きました。1,2についての対策として私がやったことは、オリジナル問題集「100問耐久」を作り、何度も繰り返しました。
「100問耐久」は、第30回から第42回までの問題の中から、繰り返し間違った苦手な問題を集め100問、Wordにまとめたものです。
問題をPCに表示させ、頭の中で回答を作り、1問ごとに即座に採点する。そして、採点結果はExcelにてスコアを付け、◯⇒1点、△⇒0.5点とし、合計が何点か。苦手問題を集めているので、最初は50点ぐらいしか取れないのですが、だんだん回答の言葉のパターンを覚え、どこに着目すれば良いのかも分かり、90点以上取れるようになります。
私は、最後の1週間これを3回やりました。1セット3時間弱かかりますが、苦手の克服には非常に効果的で、おそらくこれで10点は上積みできたと思ってます。今回の試験の、沿岸波浪の問についても、答えがスーッと思い浮かび、短時間で回答出来ました。

回答時間が足りない! という方も多いと思いますが、このような訓練は、必要な回答を短時間に引き出すということにも効果的です。

最後に、サンプル画像を少し。
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この問題集を一気に作るのは大変なので、過去問をやるときに、一緒に作っていくことをお勧めします。



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