虹の朝

写真は今朝５時４５分の北の空です。強い風とともに霧雨が降っていて虹がかかっていました。風は強く、気温9.8℃、気圧（標高160m）998hPaです。

低気圧が北海道付近にあって東へと進んでいます。現在仙台は、晴れていますが北よりの風が強くなっています。
今日15日は、低気圧が発達しながら北海道付近を通過します。今日の仙台は、概ね晴れます。仙台市西部では、午前中を中心に雨となるところがあるでしょう。東部・西部ともに風が強くなることが予想されており、強風注意報が発表されています。最高気温は昨日より5℃低い、14℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）
北海道付近にある低気圧は、今後発達しながら東へと進んで行きます。日本海には高気圧があり、北日本では等圧線の間隔が狭くなり、北からの強い風が吹いています。このため、東北地方には寒気が入るため、日本海側では雲ができやすい状況となるため、その影響で仙台市西部では強風とともに、雨雲が流れてきて午前中を中心に雨が降るところがある見込みです。
今日の東北地方は、昼前から夜の初めごろにかけて風が強まる見込みで、仙台市東部の陸上で20メートル、西部で１４メートルの最大風速が予想されており、強風注意報が発表されています。

さて、昨日九州地方で地震がありました。震源は熊本県熊本地方で深さ11㎞。地震の規模はM6.5ということなので、規模は大きくは無いものの、益城町では震度７の激しい揺れが襲いました。
今回の地震は、内陸の活断層が動いたいわゆる直下型の地震であると考えられるため、規模は小さいものの激しい揺れとなったと言えます。余震も続いており、震度5弱以上の強い余震も4回あり、被災された方は不安な状況が続いていると思います。


図は昨日21時26分の本震の震度分布を示したものです。（気象庁のＨＰより）
規模は大きくないものの、震度3以上の揺れが九州全域にわたって分布しています。震源付近では、震度7、震度6弱の激しい揺れとなったため、今回の地震では揺れによる被害が大きかったのが特徴です。ニュースでは、建物の倒壊や、道路の陥没、ガス管・水道管のひび割れなどを伝えており、津波被害が中心だった東日本大震災の被害と対照的です。
被災された方は余震が続く中、不安な時だと思いますが、多くの人たちが支援に向かっています。今は大変な状況ですが、体に気を付けて乗り越えて下さい。