日の出

写真は今朝5時00分の北東の空です。朝陽が雲間から顔を出し、様々な高さの雲が朝焼けの色に染まってます。風は強く、気温18.5℃、気圧（標高160m）988hPaです。

 低気圧が日本海北部にあって北東へすすんでいます。現在仙台は晴れており、やや強い風が吹いています。
今日5日の仙台は、 寒気や気圧の谷の影響により雲が広がる時間帯もありますが、概ね晴れの予想です。最高気温は20℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）
昨日午前中雨をもたらした寒冷前線は日本の東へと抜け、日本列島は前線の後面となるため今日は広く晴れます。しかし、低気圧の中心は日本海北部にあり、上空には寒気を伴った寒冷渦があるため北海道や東北の北部ではその影響により雨が予想されています。宮城県地方は上空の寒気や気圧の谷の影響により、午前中を中心に雲が広がりやすい状況となりますが、概ね晴れとなるでしょう。

さて、昨日は午前中を中心に雨の予想でしたが、天気が急速に回復し、関東では昼前、宮城県地方でも夕方には晴れ間が出てきました。

図は昨日5月4日の14：00の推計気象分布の天気（左）、気温（右）、衛星赤外画像（下）です。
14時の時点で、西日本から東日本は晴れとなっています。北日本は低気圧本体の上空の寒気の影響で降水が残っていますが、宮城県地方もこの後夕方には雲が消え、晴となっています。
急速な天気の回復をもたらしたのは、低気圧の後面に入り込んだ乾燥した空気です。衛星画像をみると、華北から黄海、日本列島を雲のない領域がみられるとおもいますが、この領域に沿って乾燥した空気が入り込んでいます。関東地方では南風となり、この時間、館林や佐野では気温が31℃を超え、真夏日となりました。推計気象分布の気温を見ると、関東の平野部で気温が高くなっているのが分かると思います。

宮城県地方は、今日・明日と良い天気が予想されていますが、明後日7日は、低気圧が接近してくるため雨の予想となっています。