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リオ五輪3 内村選手個人総合で金! [体操]

リオ五輪3 男子体操個人総合

奇跡としか言いようの無い大逆転で、内村さんが個人総合で金をとりました。オリンピック2連覇、本当におめでとうございます。

内村さん、2位となったウクライナのベルニャエフ選手、素晴らしい戦いを見せてくれました。
最終種目鉄棒に入る時点で、トップのベルニャエフ選手と内村さんとの点差は0.901と大きなさがついていました。この時点で、内村さんの金は難しいと思っていた人がほとんどだったのではないでしょうか。しかし、奇跡が起こったのです。5番目の演技順で、登場した内村さんは、失敗が許されないというか、すべての技を完璧にこなし、そのうえに極限までの美しさを出さなくては勝てない状況。
こんな、追い詰められたような状況の中で、演技が開始されました。屈伸のコバチ、アドラー1回ひねりからの伸身のコスミック、予選や団体での失敗を見事に克服し、完璧な演技。しいて言うなら、コバチやカッシーナの離れ技のが若干鉄棒に近かったという印象がありましたが、それでも次の技にきれいに繋げられています。車輪中の姿勢も、離れ技の空中姿勢もほかの選手とは別次元の美しさ。そしてフィニッシュの伸身新月面。この着地ですべてが決まる瞬間。マットに降り立った内村さんは、吸い付くような神がかった着地。会場中がわく中ででた得点は、15.800と種目別でも金を取れるような高得点。内村さんの美しい鉄棒を、審判が正当にジャッジしてくれた結果だと思います。
これを追いかける形で、最終演技を行うベルニャエフ選手は大きなプレッシャーだったと思います。彼の演技は大きなミスはなかったものの、やはり姿勢の美しさは内村さんに比べると違いがあります。これがどの程度の点数の差として現れるかです。 そして出た点数は、14.800。内村さんが僅か0.099の差で金を獲得した瞬間でした。

ほとんど、諦めていた金だけに奇跡の大逆転に感激しました。二人とも、まったくミスのない演技で戦いぬいて、実力を出し切ってでの付いた順位。点差の通り、ほとんど差の無い実力だったと思います。一番感動したのは、追い詰められた状況でこれ以上ないくらいの素晴らしい演技をした内村さんの鉄棒。この精神力には感服です。本当に最後までひやひやドキドキでしたが、予選から18種目も演技した内村さん、お疲れ様でした。本当に素晴らしい演技を見せてくれました。おめでとうございます。

種目別の床は、気楽にできると思いますので、それまでゆっくりと休んで下さい。
 
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