いまにも降り出しそうな空

写真は今朝5時49分の北西の空です。厚い雲に覆われ、遠くの山は霞んでいます。風は弱く、気温13.2℃、気圧（標高160m）1001hPaです。

低気圧が効果にあり、前線が日本海にのびています。また、高気圧が日本の東にあって東へ移動しています。現在仙台は、曇りまたは雨となっています。今日8日は、低気圧や前線の影響により、天気は下り坂で、曇りで次第に雨となります。昼間は止み間もあるものの、雷雨となる可能性もあります。最高気温は22℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）
黄海にある低気圧は、この後発達しながら日本海を東北東に進みます。前線に向かって湿った暖かい空気が流れ込むため、前線付近では大気の状態が不安定となり、西日本から北日本の広い範囲で突風や雷雨、強雨の可能性があります。

図は今日15時のMSM数値予報による地上気圧・降水・風のデータです。（APLAminiにて）
低気圧は、 沿海州付近にあり、前線が日本海上に本州に沿う形であります。この前線には、南から850hPaで相当温位336K以上の暖湿気が流れ込むため、西日本から北日本の広い範囲で大気の状態が不安定となります。このため、前線付近では対流雲が発達しやすく、突風や雷を伴った雨となるところがあると予想されています。今朝発表の気象情報によると、明日朝6時までの24時間での降水量は、
　 九州北部地方 150ミリ
　東北地方 120ミリ
　関東甲信地方 100ミリ
の大雨となると見られており、土砂災害や低い土地での浸水、河川の増水や氾濫への警戒を呼び掛けています。あいにくの連休ですが、仙台でも強く降る時間帯がありそうですので、ご注意下さい。