里山にかかる雲

写真は今朝6時45分の北西の空です。低く垂れ込めた雲が里山を覆っています。風は弱く、気温19.9℃、気圧（標高160m）996.2hPaです。

前線が日本の東にあります。現在仙台は曇りや雨となっています。
今日3日は、前線や湿った空気の影響により曇りで、夜のはじめ頃まで雨となるところもあるでしょう。最高気温は26℃の予想です。


図は今朝3時の実況天気図です。（気象庁のHPより）

①西日本には上空の気圧の谷がありゆっくり東進しています。
②非常に強い台風21号は日本の南にあり北上しています。

①の上空の気圧の谷の南東にあたる東日本の太平洋側では大気の状態が不安定となり、東海地方や関東南部では現在雨となっており、愛知では非常に激しく降っているところがあります。

台風21号は、非常に強い勢力で現在南大東島の東にあり北北西に20km/hで進んでいます。中心気圧935hPa、で東側で170km、西側で130kmで暴風域があります。


図は台風21号の進路予想図です。（気象庁のHPよりより）

今後台風21号は北北東に進路を変え速度を早めながら、明日4日の午後には西日本にかなり接近し、上陸する見込みです。海面水温の高い所を通ってくるため、勢力は衰えず強い勢力を保ったまま、上陸する可能性が高くなってきました。強い勢力で上陸する台風は実に25年振りとの事です。
台風の接近に伴い、西日本・東日本では急に風は強まり、猛烈な風となるところがるでしょう。今朝発表の気象情報によると、4日までに予想される最大風速（最大瞬間風速）は、
　四国、近畿地方　　　　　　　　４５メートル（６０メートル）
　東海、北陸、東北地方　　　　　３０メートル（４５メートル）
　中国地方　　　　　　　　　　　２５メートル（３５メートル）
　沖縄地方　　　　　　　　　　　２３メートル（３５メートル）
　関東、伊豆諸島　　　　　　　　２２メートル（３５メートル）
となっています。
また、今日３日午後からは、台風の外側の湿った空気が。西日本の太平洋側に入るため、南東斜面を中心に雨が強まると見られています。４日は、台風の接近に伴い台風本体の雨雲による降水があり、急に雨が強まり、雷を伴って局地的には猛烈な雨が降り、大雨となるでしょう。今朝発表の気象情報によると、
　４日６時までの２４時間に予想される雨量は、
　四国地方　　　　　　１５０ミリ
　九州南部　　　　　　１２０ミリ
　九州北部地方　　　　１００ミリ
　その後、５日６時までの２４時刊に予想される雨量は、
　近畿、四国、東海地方　３００〜５００ミリ
　関東甲信、北陸地方　　３００〜４００ミリ
　東北、北海道地方　　　１００〜２００ミリ
　中国地方　　　　　　　１００〜１５０ミリ
　となっています。
西日本から北日本で２日間でかなりと大雨となり、災害級の雨の恐れがあります。土砂災害や、河川の増水や氾濫、低地の浸水に厳重に警戒してください。そして、地元の気象台の発表する台風の情報に注意し、地方自治体の出す避難関連の情報に従い早めの避難を心がけて下さい。

今日の宮城県地方は、雲が優勢の天気となり、雨の降るところもあるでしょう。暑さは少し和らぎ、県内各地２４〜２６℃の予想です。