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PENTAX KPでオールドレンズがよみがえる [光学]

IMG_0141

天体写真を再び撮りたくて、カメラを買ってしまいました。

PENTAX KPです。レンズはSigmaの17-50mm F2.8 EX DC OX HSM。

超高感度の撮像システムと、アストロトレーサーという手振れ補正機能を使って星を自動追尾する機構が使え、天体写真を撮るための機能が充実しているのが決め手でした。

もともと、PENTAX SP、MEと50年近く前からPENTAX の一眼を愛用していたので、マニュアルフォーカスのKマウントレンズも何本か所有しており、それがそのまま使えるのも魅力です。

IMG_7471
左から、
①SMC-PENTAX-M 35mm F2.8
②Tamron 90mm F2.5  52BB
➂SMC-PENTAX-M 135mm F3.5

①、③は40年前の高校時代に買ったもので、一部カビが生えていたものの、分解清掃して使えるようになりました。

マニュアルレンズの良い所が、天体写真を撮るとき∞にフォーカスリングを合わせると、星にピントが合うということです。オートフォーカスのレンズでは、モニターや試写で確認しながらフォーカスを合わせていくという手間が必要です。
KPの特徴でもあるRealResolution(手振れ補正を使いRGB各画素を一つの画素として合成)の機能を使い、試写してみました。
IMGP0154s
①SMC PENTAX M-35mm F2.8開放 絞り優先AE, RealResolution ON

IMGP0152s
 ➂SMC PENTAX-M 135mm F3.5開放 RealRezolution ON

5㎞以上先の高圧鉄塔にきちっとフォーカスされています。レンズのピントリングは∞です。
中心部を拡大すると、
IMGP0152sl
こんな感じです。

40年前のレンズを使って、星の写真を撮っていきたいと思います。

更にうれしいことは、望遠鏡もPENTAXのものをもっているのですが、これもKマウントのカメラを取り付けられるアダプターを揃えていたので、使うことができます。ということで、昨日月を撮影してみました。

2018.12.22.moon
D105mm,f=700mm直焦点、露出1/ 200s, ISO100

かなり鮮明に解像しています。コリメート撮影もしてみました。下に載せています。
K-25mmで28の倍率で、HD動画で撮影しています。



最新のデジタルカメラで、オールドレンズ、昔の望遠鏡が再びよみがえらせることができ、これから星の写真を撮っていくのが楽しみです。





 
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