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ハムスターの回転計(回し車カウンター)その3 [光学]

2代目カウンターが完成しました。

1代目では、回転数の表示機能だけしかなく、写真の様に毎日回転数を書き写すという作業が必要でした。

問題点
毎日2匹分の回転数をカレンダーに書き写し、エクセルでグラフ化するという手間があり、時々書き写すのを忘れることも。

そこで、サーバーに自動でデーターを送り、書き写すという毎日の作業をなくすことを考え、2代目のカウンターを作製しました。

方法は、ambientという送信したデータを自動でグラフ化してくれるサイトがあり、ここに5分ごとの回転数を送信するという仕組みとします。

データ送信は、ESP-WROOM-02 というESP8266というWiFi付のマイコンを実装した、開発ボードを使いました。中国から買って、500円くらいだったと思います。このWiFi機能で、ambientの5分ごとにデータを送信します。
データは、ついでに積算回転数と、温度、湿度、気圧についても送ります。

あとは、ambientが自動にグラフ化してくれます。

kairo
写真は2代目カウンターの画像です。ブレッドボードの上に、開発ボード、センサー、係数回路の基板をそれぞれ並べて一体化しています。本来ならば、2チャンネル分の計数回路は1枚の基板に十分乗るのですが、手間を掛けたくないので作り直しはせず、1代目から取ってきたのを並べています。

さて、ambientでのグラフはどんなのかというと、
ambient
この様に、4つのグラフで、5分間の回転数、24時間の積算回転数、温度・湿度、気圧を見ることができます。

過去のデータも当然見ることができるので、これで書き漏らしもなくなるし、毎日書き写す作業から解放されます。
また、外出先らもスマーフォンを使って、回転数を確認することもできる様になりました。

2代目の効果は絶大です!



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ハムスターの回転計(回し車カウンター)その3 [光学]

2代目カウンターが完成しました。

1代目では、回転数の表示機能だけしかなく、写真の様に毎日回転数を書き写すという作業が必要でした。

問題点
毎日2匹分の回転数をカレンダーに書き写し、エクセルでグラフ化するという手間があり、時々書き写すのを忘れることも。

そこで、サーバーに自動でデーターを送り、書き写すという毎日の作業をなくすことを考え、2代目のカウンターを作製しました。

方法は、ambientという送信したデータを自動でグラフ化してくれるサイトがあり、ここに5分ごとの回転数を送信するという仕組みとします。

データ送信は、ESP-WROOM-02 というESP8266というWiFi付のマイコンを実装した、開発ボードを使いました。中国から買って、500円くらいだったと思います。このWiFi機能で、ambientの5分ごとにデータを送信します。
データは、ついでに積算回転数と、温度、湿度、気圧についても送ります。

あとは、ambientが自動にグラフ化してくれます。

kairo
写真は2代目カウンターの画像です。ブレッドボードの上に、開発ボード、センサー、係数回路の基板をそれぞれ並べて一体化しています。本来ならば、2チャンネル分の計数回路は1枚の基板に十分乗るのですが、手間を掛けたくないので作り直しはせず、1代目から取ってきたのを並べています。

さて、ambientでのグラフはどんなのかというと、
ambient
この様に、4つのグラフで、5分間の回転数、24時間の積算回転数、温度・湿度、気圧を見ることができます。

過去のデータも当然見ることができるので、これで書き漏らしもなくなるし、毎日書き写す作業から解放されます。
また、外出先らもスマーフォンを使って、回転数を確認することもできる様になりました。

2代目の効果は絶大です!



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ハムスターの回転計(回し車カウンター)その2 [光学]

回し車の回転計を、もう一つ作りました。もう一匹のハムスターの回し車にも取り付けるためです。

我が家のハムスターは、まる夫 と ちび太 の2匹。まる夫の肥満を心配して回転計を作ったのですが、やせで、ちびで活発なちび太がどのくらい動いているのか知りたかったかのでもう一台。

IMG_7441
まる夫。80gとかなり太り気味。うごきが鈍いのが難点。

DSC_0018
ちび太。小さくて、痩せてますが、動きは活発。

ちび太のケージは三晃商会のハムポット。回し車の後ろは柵になっているので、基板に取り付けたフォトインタラプタを柵に固定しています。
IMG_0153[1]

全体の外観はこんな感じです。
IMG_0151

ちびは夜中じゅう動いているなって印象があったのですが、実際測定してみて、まる夫との違いに愕然としてしまいました。

まず、まる夫のある日のデータです。
maruo01
総回転数が9771回。前日の5029回よりも増えているものの、1万は超えていません。すこし回って、休んでってかんじの運動パターンでしょうか。

ちび太はというと、
chibita01
何と、59357回も回っています。まる夫の6倍以上。夜遅くから明け方まで、ひたすら回り続けています。これが普通のハムスターのパターンなのかもしれません。

じつは、まる夫の回転数から、3万回を超えることは無いだろうと思って、プログラムの回転数の変数は整数型で定義しました。そしたら、ちび太はあっさりと3万回を超え、オバーフローで正しく表示できませんでした。
現在は、Unsigned long型にしたので、オーバーフローすることはありません。

ちび太の運動の様子を動画で撮ってあります。見て下さい。





 
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ハムスターの回転計(回し車カウンター)その2 [光学]

回し車の回転計を、もう一つ作りました。もう一匹のハムスターの回し車にも取り付けるためです。

我が家のハムスターは、まる夫 と ちび太 の2匹。まる夫の肥満を心配して回転計を作ったのですが、やせで、ちびで活発なちび太がどのくらい動いているのか知りたかったかのでもう一台。

IMG_7441
まる夫。80gとかなり太り気味。うごきが鈍いのが難点。

DSC_0018
ちび太。小さくて、痩せてますが、動きは活発。

ちび太のケージは三晃商会のハムポット。回し車の後ろは柵になっているので、基板に取り付けたフォトインタラプタを柵に固定しています。
IMG_0153[1]

全体の外観はこんな感じです。
IMG_0151

ちびは夜中じゅう動いているなって印象があったのですが、実際測定してみて、まる夫との違いに愕然としてしまいました。

まず、まる夫のある日のデータです。
maruo01
総回転数が9771回。前日の5029回よりも増えているものの、1万は超えていません。すこし回って、休んでってかんじの運動パターンでしょうか。

ちび太はというと、
chibita01
何と、59357回も回っています。まる夫の6倍以上。夜遅くから明け方まで、ひたすら回り続けています。これが普通のハムスターのパターンなのかもしれません。

じつは、まる夫の回転数から、3万回を超えることは無いだろうと思って、プログラムの回転数の変数は整数型で定義しました。そしたら、ちび太はあっさりと3万回を超え、オバーフローで正しく表示できませんでした。
現在は、Unsigned long型にしたので、オーバーフローすることはありません。

ちび太の運動の様子を動画で撮ってあります。見て下さい。





 
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ハムスターの回転計(回し車カウンター)その2 [光学]

回し車の回転計を、もう一つ作りました。もう一匹のハムスターの回し車にも取り付けるためです。

我が家のハムスターは、まる夫 と ちび太 の2匹。まる夫の肥満を心配して回転計を作ったのですが、やせで、ちびで活発なちび太がどのくらい動いているのか知りたかったかのでもう一台。

IMG_7441
まる夫。80gとかなり太り気味。うごきが鈍いのが難点。

DSC_0018
ちび太。小さくて、痩せてますが、動きは活発。

ちび太のケージは三晃商会のハムポット。回し車の後ろは柵になっているので、基板に取り付けたフォトインタラプタを柵に固定しています。
IMG_0153[1]

全体の外観はこんな感じです。
IMG_0151

ちびは夜中じゅう動いているなって印象があったのですが、実際測定してみて、まる夫との違いに愕然としてしまいました。

まず、まる夫のある日のデータです。
maruo01
総回転数が9771回。前日の5029回よりも増えているものの、1万は超えていません。すこし回って、休んでってかんじの運動パターンでしょうか。

ちび太はというと、
chibita01
何と、59357回も回っています。まる夫の6倍以上。夜遅くから明け方まで、ひたすら回り続けています。これが普通のハムスターのパターンなのかもしれません。

じつは、まる夫の回転数から、3万回を超えることは無いだろうと思って、プログラムの回転数の変数は整数型で定義しました。そしたら、ちび太はあっさりと3万回を超え、オバーフローで正しく表示できませんでした。
現在は、Unsigned long型にしたので、オーバーフローすることはありません。

ちび太の運動の様子を動画で撮ってあります。見て下さい。





 
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PENTAX KPでオールドレンズがよみがえる [光学]

IMG_0141

天体写真を再び撮りたくて、カメラを買ってしまいました。

PENTAX KPです。レンズはSigmaの17-50mm F2.8 EX DC OX HSM。

超高感度の撮像システムと、アストロトレーサーという手振れ補正機能を使って星を自動追尾する機構が使え、天体写真を撮るための機能が充実しているのが決め手でした。

もともと、PENTAX SP、MEと50年近く前からPENTAX の一眼を愛用していたので、マニュアルフォーカスのKマウントレンズも何本か所有しており、それがそのまま使えるのも魅力です。

IMG_7471
左から、
①SMC-PENTAX-M 35mm F2.8
②Tamron 90mm F2.5  52BB
➂SMC-PENTAX-M 135mm F3.5

①、③は40年前の高校時代に買ったもので、一部カビが生えていたものの、分解清掃して使えるようになりました。

マニュアルレンズの良い所が、天体写真を撮るとき∞にフォーカスリングを合わせると、星にピントが合うということです。オートフォーカスのレンズでは、モニターや試写で確認しながらフォーカスを合わせていくという手間が必要です。
KPの特徴でもあるRealResolution(手振れ補正を使いRGB各画素を一つの画素として合成)の機能を使い、試写してみました。
IMGP0154s
①SMC PENTAX M-35mm F2.8開放 絞り優先AE, RealResolution ON

IMGP0152s
 ➂SMC PENTAX-M 135mm F3.5開放 RealRezolution ON

5㎞以上先の高圧鉄塔にきちっとフォーカスされています。レンズのピントリングは∞です。
中心部を拡大すると、
IMGP0152sl
こんな感じです。

40年前のレンズを使って、星の写真を撮っていきたいと思います。

更にうれしいことは、望遠鏡もPENTAXのものをもっているのですが、これもKマウントのカメラを取り付けられるアダプターを揃えていたので、使うことができます。ということで、昨日月を撮影してみました。

2018.12.22.moon
D105mm,f=700mm直焦点、露出1/ 200s, ISO100

かなり鮮明に解像しています。コリメート撮影もしてみました。下に載せています。
K-25mmで28の倍率で、HD動画で撮影しています。



最新のデジタルカメラで、オールドレンズ、昔の望遠鏡が再びよみがえらせることができ、これから星の写真を撮っていくのが楽しみです。





 
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PENTAX KPでオールドレンズがよみがえる [光学]

IMG_0141

天体写真を再び撮りたくて、カメラを買ってしまいました。

PENTAX KPです。レンズはSigmaの17-50mm F2.8 EX DC OX HSM。

超高感度の撮像システムと、アストロトレーサーという手振れ補正機能を使って星を自動追尾する機構が使え、天体写真を撮るための機能が充実しているのが決め手でした。

もともと、PENTAX SP、MEと50年近く前からPENTAX の一眼を愛用していたので、マニュアルフォーカスのKマウントレンズも何本か所有しており、それがそのまま使えるのも魅力です。

IMG_7471
左から、
①SMC-PENTAX-M 35mm F2.8
②Tamron 90mm F2.5  52BB
➂SMC-PENTAX-M 135mm F3.5

①、③は40年前の高校時代に買ったもので、一部カビが生えていたものの、分解清掃して使えるようになりました。

マニュアルレンズの良い所が、天体写真を撮るとき∞にフォーカスリングを合わせると、星にピントが合うということです。オートフォーカスのレンズでは、モニターや試写で確認しながらフォーカスを合わせていくという手間が必要です。
KPの特徴でもあるRealResolution(手振れ補正を使いRGB各画素を一つの画素として合成)の機能を使い、試写してみました。
IMGP0154s
①SMC PENTAX M-35mm F2.8開放 絞り優先AE, RealResolution ON

IMGP0152s
 ➂SMC PENTAX-M 135mm F3.5開放 RealRezolution ON

5㎞以上先の高圧鉄塔にきちっとフォーカスされています。レンズのピントリングは∞です。
中心部を拡大すると、
IMGP0152sl
こんな感じです。

40年前のレンズを使って、星の写真を撮っていきたいと思います。

更にうれしいことは、望遠鏡もPENTAXのものをもっているのですが、これもKマウントのカメラを取り付けられるアダプターを揃えていたので、使うことができます。ということで、昨日月を撮影してみました。

2018.12.22.moon
D105mm,f=700mm直焦点、露出1/ 200s, ISO100

かなり鮮明に解像しています。コリメート撮影もしてみました。下に載せています。
K-25mmで28の倍率で、HD動画で撮影しています。



最新のデジタルカメラで、オールドレンズ、昔の望遠鏡が再びよみがえらせることができ、これから星の写真を撮っていくのが楽しみです。





 
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PENTAX KPでオールドレンズがよみがえる [光学]

IMG_0141

天体写真を再び撮りたくて、カメラを買ってしまいました。

PENTAX KPです。レンズはSigmaの17-50mm F2.8 EX DC OX HSM。

超高感度の撮像システムと、アストロトレーサーという手振れ補正機能を使って星を自動追尾する機構が使え、天体写真を撮るための機能が充実しているのが決め手でした。

もともと、PENTAX SP、MEと50年近く前からPENTAX の一眼を愛用していたので、マニュアルフォーカスのKマウントレンズも何本か所有しており、それがそのまま使えるのも魅力です。

IMG_7471
左から、
①SMC-PENTAX-M 35mm F2.8
②Tamron 90mm F2.5  52BB
➂SMC-PENTAX-M 135mm F3.5

①、③は40年前の高校時代に買ったもので、一部カビが生えていたものの、分解清掃して使えるようになりました。

マニュアルレンズの良い所が、天体写真を撮るとき∞にフォーカスリングを合わせると、星にピントが合うということです。オートフォーカスのレンズでは、モニターや試写で確認しながらフォーカスを合わせていくという手間が必要です。
KPの特徴でもあるRealResolution(手振れ補正を使いRGB各画素を一つの画素として合成)の機能を使い、試写してみました。
IMGP0154s
①SMC PENTAX M-35mm F2.8開放 絞り優先AE, RealResolution ON

IMGP0152s
 ➂SMC PENTAX-M 135mm F3.5開放 RealRezolution ON

5㎞以上先の高圧鉄塔にきちっとフォーカスされています。レンズのピントリングは∞です。
中心部を拡大すると、
IMGP0152sl
こんな感じです。

40年前のレンズを使って、星の写真を撮っていきたいと思います。

更にうれしいことは、望遠鏡もPENTAXのものをもっているのですが、これもKマウントのカメラを取り付けられるアダプターを揃えていたので、使うことができます。ということで、昨日月を撮影してみました。

2018.12.22.moon
D105mm,f=700mm直焦点、露出1/ 200s, ISO100

かなり鮮明に解像しています。コリメート撮影もしてみました。下に載せています。
K-25mmで28の倍率で、HD動画で撮影しています。



最新のデジタルカメラで、オールドレンズ、昔の望遠鏡が再びよみがえらせることができ、これから星の写真を撮っていくのが楽しみです。





 
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ハムスターの回転計(回し車 カウンター) [光学]

我が家には少々肥満気味のハムスターがいて、ジャンガリアン種なのに80g近い体重があります。標準の2倍以上。
なんとかダイエットをさせたく、ケージだけだった飼育範囲を写真の様にテーブルの上に広げてみました。
IMG_7383[1]
回し車も使っているようでしたが、活動時間帯の夜中にどのくらいの回転数となっているのか分からないのでカウントする計数器(カウンター)を作ってみました。

回し車は三晃商会のサイレントホイール。色々なサイズがあるのですが、ジャンガリアンとしては大きめの17センチを選びました。
この回転車にはスタンドが付いており、このスタンドに反射型のフォトリフレクタを仕込み、計数することにしました。

IMG_7378[1]
写真は、スタンドに穴をあけ、フォトリフレクタ―(RPR-220)を仕込んだところです。

フォトリフレクターのLEDからの赤外光を回転するホイールに照射します。ホイールは白いプラスチックでできているので、そこからの反射は結構強い光が戻ってきます。この光をフォトトランジスタで受け、抵抗により電圧に変換します。流れる電流はあまり多くないので、30kΩくらいの抵抗で電圧に変換しています。

IMG_7376[1]
ホイールの一部には黒いビニールテープを貼り、この部分がフォトリフレクターを横切った時、出力レベルが下がり、回転数を計数できる仕組みです。

IMG_7379[1]
くみ上げたところの写真ですが、フォトリフレクタ―とホイールの間の距離は6mm程度に調整してあります。

電圧に変換したフォトリフレクタ―からの信号は、ゲート(74HC14など)を通して、Arduino UNOでカウントをしています。
カウンターのプログラムとしては、運動の様子をグラフで表示させたいので、4.8分間の回転数、1日のトータル回転数を計数するようなプログラムとしています。
HAM TEMP photo
写真は、外観と表示画面です。

Arduino UNOには2.4インチのTFT LCDシールドを付けて、表示をみられるようにしてあります。
ハムスターは快適温度範囲が狭いようなので、一日の温度変化もグラフ表示しています。

画面には、一日の運動の様子がわかる様に、7時から翌7時までの24時間を、4.8分間の回転数を棒グラフで表示しています。縦軸は一目盛り200回転です。なぜ、4.8分間としたかというと、単純に24時間を300ポイントで表示する設計だからです。

グラフを見ると、昼間の時間はほとんど回っておらず、21時頃から回り出し、深夜0時から明け方6時くらいまで、良く活動しているようです。夜間は暖房を弱めているので、気温は19℃代まで下がっていますが、運動量が落ちる程ではなさそうです。
グラフの下には、1日の回転数が表示されていますが、調子のいい時は2万回転くらい回っています。

コストは? 全部手持ちの部品で作りましたが、買うとリストの様に3400円程度です。

①三晃商会サイレントホイール17cm 722円
②Arduino UNO 1000円位
➂2.4インチTFT LCDシールド 1000円位
④フォトリフレクタ― RPR-220  180円
⑤その他、基板など電子部品 500円位

②、③は中国から買うと半額程度で入手できます。皆さんも作ってみたらいかがでしょうか。夜中に起きて、回転数をチェックするのが楽しみとなります。


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ハムスターの回転計(回し車 カウンター) [光学]

我が家には少々肥満気味のハムスターがいて、ジャンガリアン種なのに80g近い体重があります。標準の2倍以上。
なんとかダイエットをさせたく、ケージだけだった飼育範囲を写真の様にテーブルの上に広げてみました。
IMG_7383[1]
回し車も使っているようでしたが、活動時間帯の夜中にどのくらいの回転数となっているのか分からないのでカウントする計数器(カウンター)を作ってみました。

回し車は三晃商会のサイレントホイール。色々なサイズがあるのですが、ジャンガリアンとしては大きめの17センチを選びました。
この回転車にはスタンドが付いており、このスタンドに反射型のフォトリフレクタを仕込み、計数することにしました。

IMG_7378[1]
写真は、スタンドに穴をあけ、フォトリフレクタ―(RPR-220)を仕込んだところです。

フォトリフレクターのLEDからの赤外光を回転するホイールに照射します。ホイールは白いプラスチックでできているので、そこからの反射は結構強い光が戻ってきます。この光をフォトトランジスタで受け、抵抗により電圧に変換します。流れる電流はあまり多くないので、30kΩくらいの抵抗で電圧に変換しています。

IMG_7376[1]
ホイールの一部には黒いビニールテープを貼り、この部分がフォトリフレクターを横切った時、出力レベルが下がり、回転数を計数できる仕組みです。

IMG_7379[1]
くみ上げたところの写真ですが、フォトリフレクタ―とホイールの間の距離は6mm程度に調整してあります。

電圧に変換したフォトリフレクタ―からの信号は、ゲート(74HC14など)を通して、Arduino UNOでカウントをしています。
カウンターのプログラムとしては、運動の様子をグラフで表示させたいので、4.8分間の回転数、1日のトータル回転数を計数するようなプログラムとしています。
HAM TEMP photo
写真は、外観と表示画面です。

Arduino UNOには2.4インチのTFT LCDシールドを付けて、表示をみられるようにしてあります。
ハムスターは快適温度範囲が狭いようなので、一日の温度変化もグラフ表示しています。

画面には、一日の運動の様子がわかる様に、7時から翌7時までの24時間を、4.8分間の回転数を棒グラフで表示しています。縦軸は一目盛り200回転です。なぜ、4.8分間としたかというと、単純に24時間を300ポイントで表示する設計だからです。

グラフを見ると、昼間の時間はほとんど回っておらず、21時頃から回り出し、深夜0時から明け方6時くらいまで、良く活動しているようです。夜間は暖房を弱めているので、気温は19℃代まで下がっていますが、運動量が落ちる程ではなさそうです。
グラフの下には、1日の回転数が表示されていますが、調子のいい時は2万回転くらい回っています。

コストは? 全部手持ちの部品で作りましたが、買うとリストの様に3400円程度です。

①三晃商会サイレントホイール17cm 722円
②Arduino UNO 1000円位
➂2.4インチTFT LCDシールド 1000円位
④フォトリフレクタ― RPR-220  180円
⑤その他、基板など電子部品 500円位

②、③は中国から買うと半額程度で入手できます。皆さんも作ってみたらいかがでしょうか。夜中に起きて、回転数をチェックするのが楽しみとなります。


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